2009年10月15日
密室系邦画
ツタヤでレンタルが開始された頃ずっと貸し出し中だったので、見たかったことをすっかり忘れていた『キサラギ』をようやく見た。
自殺したD級アイドル如月ミキのファンサイトで知り合った5人の男達が、「如月ミキ一周忌」と称したオフ会を開く。オフ会の楽しい雰囲気は、参加者の1人が「ミキ自殺の不審点」について言及したことで一転。ミキの死の真相を究明するため、5人のアイドルオタク達による「会話」が始まる。
小栗旬、香川照之、小出恵介、ユースケ・サンタマリア、ドランク塚地という個性的な面々の何気ない会話が伏線になり、伏線が伏線を呼んで意外な方向に進んで行くストーリーテリングは、下手なサスペンス映画よりもスリリングで引き込まれる。
評判通りの面白さ。100分があっという間に過ぎた。
黒スーツの男達、偽名、密室、会話メインってことで見る前は、完全に『レザボア・ドッグス』のパクリじゃねえの?と思ってたけど、決してそんなことはなかった。
多分、ビジュアル的に『レザボア・ドッグス』は意識されているのだろうけど、レザボア的な「カッコ良さ」一切は狙っておらず、あくまで日本的な「笑い」を重視している。それは「アイドルオタク」という日本独特の設定が何よりも証明している。
最後のダンスシーンなんかも日本人だからこそ成り立つもので、外国人がやったら絶対変な感じになってしまうと思う。
バキュン!バキュン!
posted by 九月
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